第3話「暁に溶ける絆」
親友であり目標でもあったガルの異常を知り、苦悩するブロス。そこへガルの許嫁・ミィンが現れ、ガルを取り戻してくれと懇願する。炎務卿に事情を問いただしたブロスは潜航をはたし、2体の霊珠を新たに生み出すことに成功する。
ガルの霊珠対ブロスの霊珠。拮抗する力、すれ違う想いのなか、ブロスはガルの霊珠に討たれてしまう。
そして炎務卿と天務卿は、ヴィンの複製霊珠・ファーブに命じてガルの霊珠を凍結させる。
親友であり目標でもあったガルの異常を知り、苦悩するブロス。そこへガルの許嫁・ミィンが現れ、ガルを取り戻してくれと懇願する。炎務卿に事情を問いただしたブロスは潜航をはたし、2体の霊珠を新たに生み出すことに成功する。
ガルの霊珠対ブロスの霊珠。拮抗する力、すれ違う想いのなか、ブロスはガルの霊珠に討たれてしまう。
そして炎務卿と天務卿は、ヴィンの複製霊珠・ファーブに命じてガルの霊珠を凍結させる。

第4話(最終話)「永遠のザラス」
失うことを怖れる者。
取り戻せぬ事を知りつつも足掻く者。
すべてを知りながらも秘しつづけた者。
失ったものを知らず彷徨う者──彼の向かう先は。
絶望から希望は、生まれない。
これは、滅びゆく帝国へのレクイエム。
失うことを怖れる者。
取り戻せぬ事を知りつつも足掻く者。
すべてを知りながらも秘しつづけた者。
失ったものを知らず彷徨う者──彼の向かう先は。
絶望から希望は、生まれない。
これは、滅びゆく帝国へのレクイエム。

★ キーワード
言霊人...イシス。ザラス最初の人類。強大な術法能力(理力)をもつ種族。
帝国...帝政チェリア朝。言霊人の国。ザラス全土を七つの国に分割統治している。
天務卿/仁務卿/炎務卿...七家議のひとつ。
七家議...帝国の支配体制のトップに立つ、各邦国の七つの家と、その家長。
地水風火天空人の七系統の術法を守護する。王族のようなもの。
また、彼らが集まってひらくいわゆる御前会議も七家議とよぶ。
地水風火天空人の七系統の術法を守護する。王族のようなもの。
また、彼らが集まってひらくいわゆる御前会議も七家議とよぶ。
アフネリア...帝国の七つの邦国のひとつ。「アフヌマ家の土地」の意。
蛮族...言霊人は、彼ら以外の人間型種族をこう呼ぶ。
神人...チェリア朝成立以前からザラスに存在する人類。ホルスと読む。
今は帝国の支配下にある。アフネリアには五種の神人が生息する。
今は帝国の支配下にある。アフネリアには五種の神人が生息する。
霊珠...帝国の最終兵器であるとされるが、作られた目的などは公表されていない。
原形は属性能力に応じた色の透き通った宝珠で、覚醒すると人の姿をとる。
能力、姿、性格などは接触した人間の記憶(生者)遺体(死者)に依存する。
原形は属性能力に応じた色の透き通った宝珠で、覚醒すると人の姿をとる。
能力、姿、性格などは接触した人間の記憶(生者)遺体(死者)に依存する。
ミム...帝国の論理系(システム)の呼び名。古の神の名前をつけることが多い。